野良イモリ博士のblog

社会人学生野良イモリが大学のことや考えていることを発信します。

社会人学生の休日

 僕が社会人学生を始めたのは2014年の秋です。今年で6年目になります。

 休日の過ごし方というのがとても重要です。というのは、人間が過ごす時間というのには3つあります。

  1. 拘束時間
  2. 生活時間
  3. 余暇時間

 拘束時間は仕事や学業(学生)、通勤通学の時間です。家事の時間も含みます。生活時間は睡眠や食事など生物として最低限必要な時間です。余暇時間は拘束時間と生活時間以外の時間です。社会人学生をする場合は、この余暇時間を学業のために使うことになります。

 

必要な余暇時間を削る

 余暇時間は不要なものなのではなく、必要なものです。ここを落とすと、効率が落ちてきます。

 平日ですと意外と余暇時間が取れません。2、3時間くらいしかないですが、実際には疲れもありますし余暇時間の全てを大学のために使ってしまうと過労になってしまいます。休日は割と時間は取れますが、もちろん全てを大学のために使えるわけではありません。しかし、査読論文を出す時は締め切りがあるのでどうしてもやらざるを得ません。この時は、とてもしんどいです。大変なんてもんじゃありません。午前3時に寝るなど、睡眠時間を削ることも普通でした。

 

大変だった休日

 今までは一日中論文のことが頭から離れていませんでしたので、休日も休んでる感覚は全くなかったです。研究が趣味のようなものだからできているような感じです。気分転換に外出しても、論文をやらなあかん!とずっと思っているので、気が気じゃなかったです。気を紛らわせるために、外出先で論文の作業をするというようなこともしていました。ただ、外出すると実際に作業できる時間も減るので、結構そういう行動にもジレンマがありました。

 

休日の過ごし方を工夫する

 今日、Youtubeを見ていて知ったのですが、休日は新しいことをやらないと満足感は出ないらしいですね。何もできなかったっていうモヤモヤだけが残るとか。そこで、午前中にやるべきことを終わらせておいたら良いらしいです。

 今日早速、博士論文を書く作業を午前中に終わらせて、午後は違うことをしていました。時々博士論文のことも思い出しましたが、午後は違うことをする!と決め込んでいたので、気持ちを余暇に戻すことができました。

 ただこれは、ある程度余裕がある今だからできることなのかもしれません。査読論文を出すような時に今日のような生活ができるかというと、難しいですね。

 しかし、午前中に終わらせると決めることで集中できるということもあるかもしれません。時間に区切りをつけるので、エンドレスにやらないといけない感覚を持たなくて済むところは良いですね。

 

かなり大変

 それでも、やはり大変なことには変わりありません。僕の場合、統計学の知識やら、論文を作る作業そのものもそうですし、解析もとてもとても大変でした。統計学は学生の時(と言っても今も学生なのですが)にしっかりやっておけば良かったと本当に思いました。

 社会人学生をやってみて初めて気づいたしんどさもありますが、事前に分かっておけばそのしんどさに対処するための準備もできていくのかなと思いました。