野良イモリ博士のblog

社会人学生野良イモリが大学のことや考えていることを発信します。

研究や勉強の負担感を減らすためのコツー社会人学生ー

 こんばんは,野良イモリです。

 今回は,社会人をしながら勉強や研究を行う上での負担感を減らすことについてお話します。

 

 

はじめに

 僕自身のこれまでの社会人学生生活を振り返ってみると,けっこう大変だなと思っています。これがもう一度できるか,というとできません。ずっと研究のことが頭にあるようなところもありました。

 忙しい月は70時間,80時間というと現在の2倍以上になりますから,1日平均でコンスタントに2~3時間取っている計算になります。これでは,負担感があるのは当然のことでしょう。少ない月だと20時間程度です。こういう月でも今まではそこまで忙しくないはずなのに,どこかすっきりしないところがありました。

 しかし,今月は負担感がありません。この4月の学習時間は,現時点で30時間です。ざっと1時間強ずつコンスタントに取っている計算になります。なのにも拘わらず,どうして負担感がないのでしょうか。

 なぜ負担感がないかと考えてみると,僕のしていることがルーティン化してきて,時間の使い方が上手になってきたことにあるのではないかと思いました。

 

越えなければならない目標(できれば時間制限)を作る

 通信制の場合,挫折しやすいと聞きます。一方,通学制の場合は続きやすいとされています。これは,相手意識にあるのではないかと思います。

 ゼミもそうですが,相手が存在していることにより,たとえ自分の心に「今日はやめといてもいっかあ・・」というような甘い心が芽生えても,やめることができなくなります。資格試験の場合もそうです。試験日という変えようのない目標(というより時間制限)があることによって,そこまでになんとかしなければならないと思うようになるのです。レポートの場合も締め切りが存在することによって,そこまでに仕上げないといけないと思い,行動に移します。

 まずは,時間制限や締め切りを設けることです。仲間をつくって,仲間と一緒にすることでずるずる後回しにするようなことをできなくするのもコツかと思います。

 

時間の有限さに気づく

 自分がたっぷり時間があるように感じてしまうと,手を抜いてしまいます。「なんだ,余裕じゃん」などと思ってしまうとアウトです。限られた時間の中でやるということを意識できるように仕組んだ方が良いです。

 そのためには,時間の有限さを自覚することです。

 以前お知らせしたように,余暇の時間が効率化のために必要であることを認識しつつ,実質的に勉強や研究に費やす時間はそれほど確保できないことを自分が理解していると,限られた時間の中でやりくりできるようになるので,怠けなくなります。


社会人学生をする前にしておいたほうがよいことと休日の過ごし方【博士課程】

 

習慣化する

 毎日欠かさず一定時間することです。

 毎日することは習慣化して,継続しやすいようです。


勝間和代の、継続力の養い方。3つのコツを知ることが必要です。

 

 今月の特徴は,平日でも休日でも関係なくコンスタントに1時間ほどずつ取っていることです。休日は平日より多めに時間を取っていますが,極端に多くもありません。これは,休日にはしっかり休んでいるということも意味しています。

 毎日1時間しようと決めているので,始めることに抵抗感がありません。習慣化しているので,負担感がありません。むしろ,やらないと気持ち悪いレベルになっています。

 

場所を変える

 なかなか自宅では集中できないという方もおられると思います。僕も最初のうちはそうでした。

 今は毎日自宅でしていますが,習慣化していない頃はコワーキングスペースマクドナルドなど,外で作業をするようなことをしていました。外ですると気分が入れ替わり,家より集中できることが多いです。僕はもう習慣化したので,自宅にしています(移動時間もコストなので)。

 

時間制限に従う

 例えば毎日1時間ずつすると決めたとします。

 1時間が来たら,途中でも終わるのです。ずるずる延ばすということはしません。そうしたほうが,意外とできます。

 あとは,例えば午前中で終わらせるなど,やらなければならないことを先に済ませておいて,1時間が来たらもうそれ以上はしない!と自分の中で決めることです。

 そうすれば,「ああ,あれをしないといけない・・・」という感情にならずに済みます。研究や勉強が,簡単に感じるようになるかもしれません。

結論

  • 変更しがたい時間制限や期限,目標,環境を設定する。
  • 時間の有限性に自分が気づく
  • 勉強や研究を,毎日のことにする(習慣化する)
  • 始める時間を決め,それ以上はしない