こんばんは,野良イモリです。
5月上旬,いわゆるGWの期間までの間の総括をしてみます。
思いもよらぬコロナの影響
当初のスケジュールですと,本文をできるところまで完成させたいなという時頃です。
実際どうだったかといいますと,わりと余裕でした。例年の4月ですと年度初めということもあってなかなか大変なところです。それが余裕だったのは,コロナの一件があったからです。
コロナによって3月の仕事のスケジュールはゆったりしていました。70時間以上かけていましたが,通常ですとこのようなことはできませんので,それほどゆったり進められたということです。
加えてコロナの措置としてオンライン化が進んだこともあります。それまで遠方の大学に出向いてゼミを受けるということをしていましたが,オンラインでゼミをすることになって,時間のコストが大幅に減りました。それも大きいです。
副査の先生用のスライドづくり
主査の先生とは別に,副査の先生が2人ついて,博士論文の審査をされます。
本文は細かいところをまだ残していますが,当初の予定ですと6月上旬に学位の仮申請を出さなければなりません。手続き上は,仮申請があってから副査の先生が決定されますが,実際には仮申請前に副査の先生に許可をいただいていないといけません。そういうわけで,副査の先生に説明する用のスライドを作ることになりました。
始めてみると意外と大変です。といっても昨日から始めたばかりなので終わってないのは当然なのですが,前回のゼミからしばらくは本文のほうをしていたので,本文じゃなくすぐスライドにかかるべきだったと後から思いました。
一応,学会発表はしているので(うち1回は来週なのですが),その学会発表のスライドをベースに作っています。しかし2つの学会発表のスライドを単にくっつけただけではスライドの数が多すぎるのです。学会は30分間の発表なのに対して博士論文の審査も30分発表なので,当然です。
先輩の博士論文公聴会(発表会兼審査会)のスライドを見るとまとめ方が違っていたので,それを見ながらスライドをまとめる方向で修正しています。その作業が地味に大変です。来週の学会発表のスライドは3月から準備していたのでもう出来上がっているのですが,これもコロナの一件があったから早く出来上がったのです。博士論文を手掛けるのが今年度で本当に良かったです。
すごいことをしている実感が出た
とはいえ社会人学生をしているのもまた事実なので,博士論文を手掛けながら普通に仕事をしている状況は,なかなかすごいのではないかと思いました。
以前の職場に卒論を書きながら働いていた過去を持っている人がいて,その人に「すごい!」といった覚えがあるんですが,冷静に考えると僕の方がもっとすごいんですよ。すさまじいことを自分はしてるのだという実感が湧きました。
今後のこと
YouTubeで語りましたが,博士課程に進学して得たプラスなことを考えていると,たくさんあります。
博士課程進学は本当にマイナスか!?ー博士課程は汎用的スキルを育てるー【大学院 博士課程】
ブログにも書きました。
前から考えてはいましたが,冷静に今後のことを考えると,現状維持では博士号をもっているただの人,ということになるのです。今の職には博士号はいりません。活用する機会というのも非常に難しいです。そう思うと,2017年から少しずつ感じていた乖離というのが激しくなります。
僕は修士課程修了後に就職しているのですが,博士課程に進学した理由は研究能力を身に着けることがありました。そのほかにも,研究できない生活がもどかしかったということも背景にはありました。
修了して学位を取ると,またそのような環境に戻るんですよ。再びもどかしさが出てくる。でも何もできない・・そんな状況にもう一度陥るのです。違うことをしているわけではないのですが,教員に博士号はいりません。仕方がありません。
だからこそ,今後どうしようかということは真剣に悩みます。
総括
コロナの影響がプラスに働き,博士論文に関してはとても好調でした。しかし,これからいよいよ大変になるぞという兆しは見えてきました。時間ややり方のマネージメントをしっかりして,効率を上げてやっていきたいと思います。
今後のことについても,真剣に向き合っていこうと思います。