野良イモリ博士のblog

社会人学生野良イモリが大学のことや考えていることを発信します。

自己成長と重要な気づきを得た2023年

 2023年も気が付いたらもう終わりですね。みなさんにとって2023年は,どんな年だったでしょうか?

 今回は,今年のことを総括します。

 

 一言でいうなら,仕事が忙しい1年でした。

 特に今年後半は忙しくて余裕がなくなったので,家に帰っても疲れて何もできない・・・というようなことも多々ありました。

 時間に追われるようなそれらに他のものがいろいろ押されていく一方,今まで自分が得てきたものの大きさもわかった年だったような気がします。

 

仕事関連

支援学級の担任

 特別支援学級の担任をしています。特別支援学級自体は5年目。今年度は情緒特別支援学級。人数が多く学年もまちまちなので,それぞれのアセスメントをしながらも支援を考え,実行していく…特性もずっと同じではない。変化がありました。授業も複式。なかなかハードでした。でも,子どもたちはとてもいい子たちでした。

 特別支援学級の場合,支援計画や個別の指導計画があるので,人数が増えるとそれだけ必要な支援を考えたりするのに時間を必要とします。人数の少ない支援学級とは違う・・・ということをすごく実感しました。一方,自分だけで対応することもできないので,周りに対して働きかけていくということも覚えました。

 個別の指導計画は膨大な量になるので,5月いっぱいくらいまでかかってしまいました。あれ,どうにかならないもんなんですかね・・・。一人の担任が作成する量ではありません。

他の先生のサポート

 他にも自分が担当していた別の特別支援学級の先生のサポートも大きな仕事でした。ほぼ知識が0の状態の人に対していろいろ教授していきました。最初はその先生に僕の言っていることの必要性が伝わっていなかったみたいで(頭が固かっただけなのかもしれませんが)あまり実行してもらってなかったんです。悶々としていました。

 しかし年度後半になって,その子に大変なことが起こました。言わんこっちゃない,と思いながらも,そこでようやく必要性を実感してもらったようで,そこからはちゃんと実践してくれていました。

支援計画作成スキルの大きさ

 自分が昨年,児童発達支援管理責任者向けの研修に参加して得た支援計画作成のスキル。あれを得たことも大きかったです。特性の理解,背景の理解,そして必要な支援を見出すこと。それらは日々のかかわりから自立活動の時間の指導にまで,幅広く生きていきました。学校に児童発達支援管理責任者を置いたらいいのでは・・・と今では思います。

 学級の人数が多いことがあってサポートの先生もいたんですが,サポートの先生や通常学級の担任のと支援の方向性について共有する必要性がすごく高いことも実感しました。

研究主任

 そのほか,研究主任もさせてもらいました。今年度は自分の学級のことやほかの先生のこと,行事が次々に復活してきていることがあり,昨年度ほど時間を割くことはできませんでした。少ない時間でいかに最大限の成果を出すか・・・ということを考えざるを得ませんでした。

 4月は自分の学級にかかる書類が膨大で大変だったので,取り組みの提案がぼやっとしてしまいました。それもあり,もともとあまりやる気のない人もいたりして,取り組みに非常に温度差を感じた1年でした。モチベーションを上げることが必要なので,やることが明確な何かを準備することがとても大事だと思いました。

 

筋トレ

 筋トレは相変わらず頑張っています。

 上記のようなことがあったので今年後半はなかなか時間が取れませんでしたが,なんとか週3は確保しています。それも,1時間程度と絞っています。夏くらいまでは2時間弱×週4くらいやっていました。

 どうしてこんなに時間が足らないんだろう・・・と思うんですがそれは単純に仕事が大変過ぎたことが原因です。疲労を回復させることに時間を割いているので,それまでのようにはいかないんです。

 しかし2年前の肉体と比べるとものすごく変化しているので,効果も実感しています。笑

 

研究

 ここは全く進んでいません。

 忙しいうえに筋トレもしてるのでそもそも時間が足らなすぎるんですが,研究を本格的にやるのであれば,まとまった時間を1年程度確保して,その間に知識をつけ,研究の動きをつけていく必要があると思っています。

 来年はこのあたりも進めていきたいですが,まとまった時間を確保するために1年間学生をするのか,それも仕事関連としては行けないでしょうからやめるくらいしてしまわないと難しいとは思います。

 残りの人生も半分ちょっとくらいになっていると考えると,そういう年が1年あってもいいのかもしれない・・・とは思いますが,ここについてはもう少し慎重に,どうやってその1年間を確保するのか,時間を取って考えないといけないなと思います。

 今できることは,時間の確保です。

 

私生活

 恋愛に関しては空振りな1年でした。一応,恋人はいたのですが,甘えるのが好きな自分,真面目過ぎて甘えることができない元彼女,そしてそこに踏み込めない自分・・・という感じで変な距離感ができ,別れるに至りました。

 自分にとって大切なことに気づくこともできました。自分の場合は甘え甘えられができる相手がいいということ,不満は黙らずはっきり話し合った方がいい(また,それができる相手がよい)ということ,相手探しも急いでするとかえって時間をとるようなことになってしまうので,じっくり時間をかけてもよいということ。

 

まとめ

 という感じで,今年は何かを始めたというよりは,今まで積み重ねてきたことがいろいろと結果として現れたという感じがしています。

 得たものとしては大きい年だった。そんな1年でした。

 来年も,よい1年でありますように。

現状に関する報告と思い(2022年8月)

気が付いたら,最後に更新したのが1年前でした笑

ご無沙汰しています,野良イモリです。

今回は,現状に関する報告と思いを記したいと思います。

 

  • 現状

 現状としましては,昨年ととくに変わりません。

 ただ,客員研究員になるために研究計画を立てようという話は始めました。

 内面的には,変わってきたのかなと思っています。

  • 周りの目は気にしない

 去年と変わったところと言えば,現在の職業と研究のバランスをどう考えるかということでしょうか。

 僕は公務員ですので今まで博士課程に在籍することに関してはそれなりに抵抗には合ってきました。それは,僕のやっていることに対してどうこうというよりも,前例のない人に対する抵抗という意味合いが強いと思っています。

 昨年もしばらくこのような過去を引っ張っていましたが,僕は研究がしたいので,そこに遠慮してしまっては何も始まらないと思いました。振り返ると博士課程に入学したのも結局研究ができないから,研究をするためだったので,博士課程を修了して在学していない今,やめてしまったら振り出しに戻るからということです。

 「自分は研究をやります」

ただそう宣言するだけです。このように,研究をすることに対する意識は変わりました。

  • 研究計画は難しい

 研究計画を立て始めました。

 ただここは博士課程在学当初と同じで,なかなか方向性が定まりません。

 論文はわりと読んできたと思いますが,客員研究員になるとすると毎年研究報告を出さなければならないので,インパクトのある論文を出すための研究計画を出せる必要があります。

 そこで最初は「既往研究から,こういう結果が出るだろう」と予想されるようなことを見つけて立てていったのですが,それだと既存の論文が明らかにしようとしたことと同じような方向性になってしまうこと,研究しつくされてきている感のある分野では難しいだろうという話になり,方向性をまた変えることになりました。そして現在に至ります。

  • 自分の能力を高めるしかない

 結局のところ,今の自分にできることは,研究能力を高めること。それしかありません。今できることは,こういった努力を積み重ねることだと思っています。

  • 環境を変えても同じかもしれない

 そこで思うのは,職業を変えるとかしても結局は環境としては同じかもしれないということです。

 今の自分には研究職(=大学教員というに近い)に就くだけの論文実績や環境はありません。

 それは第一に自分が選んだ分野というのがマイナー分野だということ。自分のしていることがぴったりと合致するところというのは数的に多くありません。

 第二に自分の専門性の方向性が自分自身,定まっていません。このブログでも自分はピンク色だ(2つの分野の中間をとったような存在,という意味)と申し上げてきました。それを否定として捉えていましたが,それは今更変えようがない自分でもあり,それをプラスに変えるためにどのような方向性に定めるか。そこの見極めができていないことです。

 自分が枠に合わせていくというよりは,自分がしたいことをやるという方向性のほうが良いと思っています。

 そうすると論文実績を積んでいくしかないんですが,現在の職業を離れて違う職業に就いたとしても,結局は同じ状況があります。平日に時間を使えるようになったりはあるかもしれませんが,結局,収入を得るためにあれこれする状況になるのであれば,研究に使える時間は変わらないのかもしれない,とも思っています。

 だから転職に関しても気軽に考えるのではなく慎重に考えていく必要があるな,とも思っています。

 

 結論としては,今できることを積み重ねていく。それだけです。

 というような意識でいます。

できることから始める 自信をつけるのが第一

 結局、6月までに研究計画を立て、8月までに調査に乗り出すと言う計画は無謀でした。前記事に書いています。

 かといって、万全にできるまで続けるのも、それはそれでいつ終わるかわかりません。そもそも、協力を得ないと難しいことが多いのです。

 

 考えてみれば、いきなりすごい結果を出そうとして動き出せないのです。それであれば、何もいきなりすごい結果を求めなくても良いのです。

 何よりも、自分に自信をつけること。やってみたらできる。そういう自信をつけること。そのためには、どれだけ小さくても良いのでやったという結果を出すこと。

 そう思って、小さなことから始めることにしました。自信は大事です。

考えれば考えるほど難しい現実ー研究ー

 個人的に研究をしようと,6月までに研究計画を立てるとかいう目標を立てていましたが,現実はすごく難しいです。無理だな,と最近思うようになりました。以下に記します。

 そもそも,無理な原因

 分野的なものもあるかもしれませんが,立場も何もない人間が1人だけで進めることそのものが難しいからです。調査の計画を立てても大がかりな感じになり,それを自分がこなすのは難しい。

 既往研究では,そういったものは上部組織にあらかじめ協力依頼をしておくとか,調査そのものを依頼するとかしています。自分で回ったものといえば,2,3か所程度,それでもかなり労力がかかっただろうなと思われるようなものです。

 協力依頼をするにも,何もない立場の人間がなかなかそこに依頼といっても・・・という思いもあり,かといって仲間がいるわけでもなく,コロナもあり大学にまでは行けず・・・と,なかなかな状況です。

今後のうごきをどうするか

 今の状況のまま続けていても暗雲が立ち込めたままだな・・・と思い,それこそ中学生の自由研究に毛が生えた程度の中身しかできませんので,大々的に調査というようなことはあきらめようかと思っています。考えれば考えるほど,選択肢が狭まっていくような気がしています。

 よほど立場を変えるとかしないと難しいですが,大学教員などという選択肢も今のところとても薄いかなと思っているので(それよりも,授業の持ち時間数とかが多くて,これは本当にさばける仕事量なのだろうかとかいう心配をすることの方が多いです),当面の見通しといっても難しいなと言わざるを得ません。

 これは,入学前の状況に似ています。あの頃よりはできることは増えてはいますが,結局のところ大した差はありません。

テーマ設定、迷走脱却のための作戦

 テーマ設定と研究計画については、相変わらず苦戦しています。6月も終わるというのに……

 考えていてもらちが明かないので本を読んでいると、新たな研究テーマを見つけるための方法が書かれていました。

 

 既往研究を読むだけになっている、という話は以前しました。本を読んでからは、既往研究の方法の欄を調べるようにしています。

 具体的には、調査方法の欄を見て、調査手法、調査そのものの難易度(中には、特別な許可や協力を得ないと調査そのものが難しいものもある)、その調査方法のメリットとデメリットを見ています。

 

 すると、いろいろ発見がありました。調査方法がいろいろあり、どんな手法をとれば何が明らかになるかかわかります。そして、立てる項目によって明らかにできることを概ね予想することができます。それが、業界にとって必要な結果か(その結果を得てどんないいことがあるのか)考えることができるのです。

 

自分のしたい調査でも、実施そのものが難しかったり、実施はできても、「その結果を得たところでなぁ…」と思うものを調査しても仕方ありません。

 

 まだこれも始めて間もないので、しばらく既往研究の方法欄をよく読んで、最終的にはそこから自分がどんな手法を選んでなにを調査したいかを、はっきりとさせようと思っています。

新しいテーマ設定に苦悩しています。6月までの目標。

 ポスト博士論文となる、今後の研究の研究計画を立てることを4月~6月の目標にしていたのですが、なかなか難しく、5月末の現在でも具体的なものは何一つ決まっていません。改めて、研究計画の難しさを感じました。

この間にしたこと

 最初は、博士論文のその後、というところから考えました。博士論文は、守破離の離から入った感があったので、既往研究の少なさに悩むようなことが多かったです。それがあって既往研究を見ていたのですが、その後のこととなると既往研究が皆無に等しく、現状では論文の「はじめに」にあたる部分や項目の設定が難しいと思いました。

 既往研究が皆無だからこそ質的方法をとれないかと考えてはみたもののそこを考えることも難しく、頓挫しました。質的方法は時間をかなり必要とするので、調査に出ようとしても難しいということも理由の一つにあります。

 それから、既往研究を読んでいました。

 

進まない理由

 既往研究は重要なのですが、そこに固執しすぎたかもしれないと思っています。既往研究を読んでいるにしても、ただ読みこなしているだけのような感じになっていたのかもしれません。例えば既往研究にも問題点や課題となる点は必ずあるわけで、それを探すような批判的思考とか、既往研究のその後の研究はどのようなものが考えられるだろうかとか、そのような視点で考えていなかったです。

 あとは、やみくもに論文を見過ぎですね。上記とも重なりますが、論文を見るにも、目的意識がないとテーマはなかなか見つからないなと思いました。

 

研究テーマを見つけるための方法

  • これまで読んだ既往研究を、批判的思考して課題点を見つける。
  • 既往研究のその後をするとしたら、何ができるだろうかという視点で考えてみる。
  • 自分オリジナルの発想を生かす。既往研究は大事だが、そこに縛られすぎない。
  • 自分の博士論文のその後を、もう少し考えてみる。

 このような方法で、6月のうちに新しい研究テーマを決めたいと思います。

 博士論文は一つの大きな知見だと思いますから、それに続くものをやはり考えたいです。

選択肢の一つ。状況に変化の兆し。

 今後の選択肢について,新たに1つ入ってきたものがあります。今回は,それについて記そうと思います。生き方の一つとして,参考になりましたら幸いです。

 新たな選択肢

 仕事をしないかと誘ってくれている人がいます。それで,前向きに考えています。具体的な職などはここでは書きませんが,少なくとも今よりは時間を確保することができると考えられることが,前向きに考えている理由の一つです。

 加えて,その方は考えていることと考えているタイミングが同じだったことが今まで何度もある不思議なご縁を感じる方で,とても信頼できる方だからです。そうでなければ,渋っていたと思います。時間もどれくらいでもいいから来てほしいと,熱い思いを語っていただけたことが何よりもうれしい気持ちでした。

 問題となることを挙げるとすれば,前の居住地にJターンするようなことが必要であることです。今の土地はまだ7年目ですが,言っても7年住んできた土地なので,こちらに知り合いもいるし,慣れてきたところもあります。そんな土地を離れる寂しさは当然あります。

 それと,収入です。具体的には以下に記しますが,収入が減ることは避けられません。これについては,研究を選ぶ以上,仕方がないかなと思っています。

 

フリーランス研究者という生き方を検討する

 博士号をとって研究がしたいとなると,たいていは大学教員を考えるかと思います。分野によっては,研究所ということもあるかもしれません。しかし,現状ではそれらのポジションは,ポストそのものが少なくなっている状況です。予算的には横ばいのようですが,競争的資金が増えて安定的なポストの確保は難しくなっている状況のようなので,研究はこの15年ほどかなり削られてきているかと思います。それに,僕のような分野の場合,ぴたっと合うところが見つかりにくいということもあります。

 そんな中,自分がしたいことを実現するにはどうすればよいのかということを考えると,必ずしもそれらのポストを狙うことが良いとは言えないと考えました。

 フリーの立場で研究をし,傍らで研究をするという生き方であれば,その点,自由に動くことができます。しかし,研究に時間を割く以上,働くことに使う時間も短くなるわけです。収入的には,時間を対価とした働き方をしている以上は減ることになります。稼ぎ方にも工夫が必要です。

時間とのバランスは常に考えなければいけない

 今回のお話はまだ具体的に賃金はいくらかといったことまでは相談を進めていないのでこれからということになります。ただ,働きながら,傍らで研究をするという生き方そのものも容易なことではなく,たとえば副業社員や非正規といった生き方をすれば,収入的には限られたものになります。

 残りの時間を副収入を得る手段として使うなら,その分がそのまま研究をする時間としては削られることになるのです。おそらく,この時間のバランスについてはエンドレスな問題になってきます。研究そのものを稼ぎにすることが難しい以上,やむを得ません。

 そこに縛られないとするなら,稼ぎ方を,時間帯化でない稼ぎ方にする(コンテンツで稼ぐ,YouTubeの収入など)しか方法はありません。しかし,そこにも実は矛盾があって,ああいった稼げるコンテンツを作ることもそうそう容易ではありませんので,結局のところエンドレスな問題になります。おそらく,バランスが取れるものではありません。

 

 こうして考えてみると,自分の中で研究をするという行為そのものがそれほどに重要なものになっているということが分かりました。ある種のライフワークです。しかし,自分の生き方を充実させる手段としては,悪くないと思っています。

いくつも一気に変えるものじゃない。4月の振り返り。

 5月になりました。

 今回は,達成したい目標のためだとはいえ,いくつも一気に変えるものじゃないな,というお話です。 

4月振り返り

 環境がいろいろ変わる月なのにもかかわらず,小目標を4月から次のステップのものにしていたので,非常に疲れました。笑 4月は頭痛がすごかったです。片頭痛は2か月に一度ほどのペースで来るのでいつものことではあるのですが,それにしても頻度が多かったです。そして,肩の凝りがひどかったです。眼精疲労だと思います。

 博士論文を作成していた去年は,とにかくやることの分量が多くて,フル稼働しつづけないと博士論文を完成させることができなかった状況でした。そんな中だからこそ,睡眠時間は絶対に削るまいと頑張ってきました。

 しかし,この頃は余裕がでてきたためか気のゆるみがあったと思います。睡眠時間が少なかったんですが, まあいいかって思っていたところがありました。それが原因かなと思ってみました。

 とにかく疲労感が強かったので,疲労感をとるのが重要な気がしています。そこで,睡眠リズムを戻すことと,学習時間もあまり長くしすぎないようにしています。

4月,いろいろ変わりました

 4月は年度初めということで,いろいろ環境が変わります。職場は変わっていないのですが仕事の中身は変わりました。それに伴って,新しく勉強する必要があることなども出てきました。そして,年度初めなので,3月までのようなリズムで仕事をすることが難しくて,残業時間も多かったです。それで,家に帰る時間がいつもより遅くなっていました。

 そんな中なのに,4月から英語の勉強に加えて研究計画を立てるために時間を追加したので,無理が出たのだと思います。そりゃあそうですよね。笑

睡眠は重要

 疲労感がけっこうたまってくるまでは,疲労を感じないものです。4月半ばくらいの時点では,とにかくがむしゃらにやってました。

 しかしよく考えてみるとあくびの回数が増えたり,家に帰ったら眠くなってしばらく眠ってたりと,疲れてると思われるようなことがありました。

 ともかく睡眠は重要です。睡眠で疲労をとるのが一番なので,寝る1時間前はタブレットで動画を見ないとか,寝る時間を決めるとか,そういうことをしようと思います。

残業を減らす

 残業が増えるのは職業柄,この時期は仕方がないです。けど,増えてもしんどいだけなので極力残業しないようにすることも大切です(全体の生産性を上げるという意味でも,必要のように思います)。時間が限られている以上,限られた時間で最大限のことをするしかありません。時間を増やそうとすると疲労して効率が落ちてくることは,仕事も同じです。

変えるなら一つずつ

 4月は環境が変わるという要因があるので,あまりいろいろ変えると大変ですね。学習時間を増やすことそのものは,キャパオーバーにならない限りはいいと思うのですが,この時期と重ねるものではないなと思いました。

 変えるなら一つずつがいいと思いました。

環境教育に関係する論文を読んで計画を立てる

 4月に入ってから,予定通り次の研究計画を立てることをしています。

 なかなか難しいですね。

 

 環境教育の分野の研究は,理念的なものを除くと,概ね次のようなものがあります。

  • 学校ビオトープや学校の敷地外の緑地の教育的利用といったような,環境教育のための自然環境そのものについて研究したもの(緑地としての評価)
  • 上記の緑地の教育的利用について研究したもの
  • 環境教育の背景となる人材について研究したもの
  • 環境教育の教育的実践

 上記も,さらに細かく分けることができます。

 

 今までに僕がやったのは,二つ目と三つ目です。既存の緑地の存在と利用との関係,そして背景となる組織の指導体制と実際の環境教育との関係。

 要は,環境教育という現象と人,ものとの関係。

 三つ目についてはそんなに既往研究がありません。学校が対象になるので,調査に難しさがあります。未開の地といったような印象です。

 

 今後何をするのがいいかなと考えてはいるのですが,難しいです。

今までやってきたことを深堀りするのもいいのですが,三つ目に関しては既往研究があまり存在しないので,情報の粒が少ない中で構成することが難しく,質的研究という方法をとることが必要になってきます。

 二つ目に関しては,既往研究だと既存の環境をどう利用しているかとか,既存の環境を利用するにあたっての課題などを挙げたものがよく見られます。しかし,環境教育の場所の議論って意外とないので,環境教育でどんな場が利用されているのか,といった調査は可能のように感じています。

 

 こう考えるといずれにしても調査対象が人になります。学校を相手に調査するのって,不可能ではないのですが難しいので,慎重にやらなければと思っています。

 人を調査対象としたもの以外もしたいのですが,その場合はおそらく緑地そのものを評価することになるので,何を明らかにするかというところを考えなければいけません。この場合,したいことが先になっているのではなくて,方法が先に来ているので,そこからテーマを考えるというのは難しいです。考える手順が逆順になっています。

 

 まあ,こんなところで現在詰まっております。笑

研究計画を立て始めました

 今年4月ー6月は,2021年の目標達成のためのスモールステップの中で,研究計画を立てることにしていました。

 そこで,予定通り,研究計画を立て始めることにしました。

 

 ひとまずしたいことが定まっていないので,そこから考えることにしています。これまでの半年,論文はほとんど読んでいませんでした。ただ,これまで文系の論文を読んでいても全くピンとこなかったです。環境教育に関しては文系の論文が多いので,読んでも正直,ぱっと来ませんでした。

 

 そこで,現在は緑地系の論文を読んでいます。緑地系になると理系的な論文になるので,調査方法が明確です。これはいいなと思うような内容のものが多いです。

 やはり,僕は環境教育をテーマに選んでいるとは言っても,教育学としてそれを見ているのとは違います。うすうす感じていましたが,環境教育のために必要となる環境をとらえていて,そこに人的要素も環境的要素も見ているというイメージです。

 環境教育といっても様々な分野を包括している広い概念なので,その中には文系的なものもあれば理系的なものもあります。

 僕の場合は,後者だということがよくわかりました。

 

 しかし,論文と全く同じことをしていても意味はありません。また,論文から新たな課題を見出そうとしても,その課題を出すのにもある程度の根拠が必要です。テーマを絞るのは,なかなか難しいなというところです。

 現実的に調査に出られる時間もなければ人材も全くない状況なので,そんな中で自分にできることを見つけるのは,難航しそうです。

 さて,どうしたものでしょうか。笑