気が付いたら,最後に更新したのが1年前でした笑
ご無沙汰しています,野良イモリです。
今回は,現状に関する報告と思いを記したいと思います。
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現状
現状としましては,昨年ととくに変わりません。
ただ,客員研究員になるために研究計画を立てようという話は始めました。
内面的には,変わってきたのかなと思っています。
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周りの目は気にしない
去年と変わったところと言えば,現在の職業と研究のバランスをどう考えるかということでしょうか。
僕は公務員ですので今まで博士課程に在籍することに関してはそれなりに抵抗には合ってきました。それは,僕のやっていることに対してどうこうというよりも,前例のない人に対する抵抗という意味合いが強いと思っています。
昨年もしばらくこのような過去を引っ張っていましたが,僕は研究がしたいので,そこに遠慮してしまっては何も始まらないと思いました。振り返ると博士課程に入学したのも結局研究ができないから,研究をするためだったので,博士課程を修了して在学していない今,やめてしまったら振り出しに戻るからということです。
「自分は研究をやります」
ただそう宣言するだけです。このように,研究をすることに対する意識は変わりました。
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研究計画は難しい
研究計画を立て始めました。
ただここは博士課程在学当初と同じで,なかなか方向性が定まりません。
論文はわりと読んできたと思いますが,客員研究員になるとすると毎年研究報告を出さなければならないので,インパクトのある論文を出すための研究計画を出せる必要があります。
そこで最初は「既往研究から,こういう結果が出るだろう」と予想されるようなことを見つけて立てていったのですが,それだと既存の論文が明らかにしようとしたことと同じような方向性になってしまうこと,研究しつくされてきている感のある分野では難しいだろうという話になり,方向性をまた変えることになりました。そして現在に至ります。
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自分の能力を高めるしかない
結局のところ,今の自分にできることは,研究能力を高めること。それしかありません。今できることは,こういった努力を積み重ねることだと思っています。
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環境を変えても同じかもしれない
そこで思うのは,職業を変えるとかしても結局は環境としては同じかもしれないということです。
今の自分には研究職(=大学教員というに近い)に就くだけの論文実績や環境はありません。
それは第一に自分が選んだ分野というのがマイナー分野だということ。自分のしていることがぴったりと合致するところというのは数的に多くありません。
第二に自分の専門性の方向性が自分自身,定まっていません。このブログでも自分はピンク色だ(2つの分野の中間をとったような存在,という意味)と申し上げてきました。それを否定として捉えていましたが,それは今更変えようがない自分でもあり,それをプラスに変えるためにどのような方向性に定めるか。そこの見極めができていないことです。
自分が枠に合わせていくというよりは,自分がしたいことをやるという方向性のほうが良いと思っています。
そうすると論文実績を積んでいくしかないんですが,現在の職業を離れて違う職業に就いたとしても,結局は同じ状況があります。平日に時間を使えるようになったりはあるかもしれませんが,結局,収入を得るためにあれこれする状況になるのであれば,研究に使える時間は変わらないのかもしれない,とも思っています。
だから転職に関しても気軽に考えるのではなく慎重に考えていく必要があるな,とも思っています。
結論としては,今できることを積み重ねていく。それだけです。
というような意識でいます。