いいことを思いつきましたので書き記しておきます。
ふせんを使って文章を書く!
この方法を取り入れた経緯
2020年3月現在,僕は博士論文の骨格部分を考えています。しかし,文章を論理的に書くことができていません。本をたくさん読んだら文章の書き方がうまくなってくるんだろうな,とは思いながらも,すぐできないとやる気は起きません。笑
できないので時間がかかり,疲れてくるので効率が落ちます。人間は疲労するのです。だから常に100%のアウトプットをするなどはできません。
そういうわけで,効率的に論理的な文章を書きたい。
ふと,ふせんを使えばわりと簡単にできることを思い出しました。
論理的な文章を書くのに必要な考え方
普通の作文ではなく論理的な文章を書きますので,以下のことが必要です。
- 誤解なく理解されるために必要な情報を細かく入れる
- 不要な情報は入れない
- 本当にその情報・考えが正しいかを自問自答する(批判的思考)
- 論理的に考えて筋が通っているかを確かめる
一つ目に,誰が,何を対象に,どこで,どんな調査をして,どういう結果が得られたから,その人はなんと言っているのか,まで細かく書きます。自分の主観ないしは主観だと思われるような表現は,一切入れません。
二つ目に,後で再確認して,なくてもいい情報やなかったほうがいい情報は削除します。
三つ目に,自分がこうだと思い込んでいても実際そうは考えられないこともあります。したがって,自分の考えは,誰から見てもそう考えられるだろうか?と自分の考えを疑ってみることも必要です。
四つ目は,自分の考えや既往研究の考えをパズルのように並べ,論理的に情報を並べることが必要です。っ情報の並べ方も重要です。
方法
- ふせんに,既往研究から得られた情報,自分が得た情報,考察などを書きます。
- ふせんを,論述する順に,フローチャート図のように並べ替えます。この時に,並べながら,「この情報からは,それは言えるだろうか?」と,その論理展開なら自分の考えていることが言えているか考えることが必要です。
- フローチャートの流れ通りに文章化します。
まとめ
今日,このような作業をしてみたのですが,なんと書けました。笑
いや,書けている気がしているだけなのでおそらくまだ突っ込みどころはあるはずなのですが,僕の場合は,この方法をとることで作業効率が良くなりました。早く完成すれば後で読み返す余裕も出てきます。
おすすめですので皆さん実践されてみてください。
以上,論理的な文章を書くための方法を考えてみたよというお話でした。