野良イモリ博士のblog

社会人学生野良イモリが大学のことや考えていることを発信します。

博士論文の骨子づくりの方法

こんばんは。野良イモリです。

コウノトリの郷公園がコロナショックの影響でずっと閉園しているのが悲しいです。あそこに行くたびに,野生のイモリ(野良イモリ)はいないものかと見ていますが,なかなか見つけられません。

 

今回は,今していることについて記そうと思います。

 

 

現状

 

査読論文が採用されたことを受けて,3月から,博士論文の骨子を作る作業をしています。本文と同じように作っていますが,あくまでも骨子で,本文にするにはまだ情報を細かくする必要があります。

 

博士論文の骨格作り

 

博士論文の中間部分,「はじめ」「中」「終わり」でいう「中」の部分は,査読論文をそのまま使用します。したがって,実質的に作成するのは第1章と第4章部分です。

なんやそれなら簡単やんか!

と思った方もいると思います。しかし,「中」が先に決まっているということは厄介です。自分が調べたことが先に来ていて,「中」をもとにして,なぜ調べたのか→どんなことが明らかになったのかを論理的に説明しなければなりません。

 

論理的思考ができていない

 

論理の飛躍を起こしているということは前々回述べました。

 

www.noraimori.com

 

工夫したこと

 

そこで工夫したのが前回の記事のやり方。

 

www.noraimori.com

 

 もっと具体的に言います。

基本的に,逆順で考えるのが良いと思いました。

方法,結果,考察が先にできていることを利用して書きます。

  • 自分の調査で得られた知見をまとめる。
  • 得られた知見と一致するように,研究の目的(仮)を設定する。
  • 目的に入れ込んだ要素を,第1章に組み込む。
  • 既往研究で得られた知見を,目的に入れ込んだ要素ごとに,関連した研究としてまとめる。
  • まとめた既往研究を列挙し,既往研究の知見とその課題点を洗い出す。
  • 既往研究の課題点が自分の研究の目的,結論につながるように書く。
  • あとは読者に理解されやすいように,どの順で論理展開をするかまとめる。

説明しづらいです。

第1章部分については,既往研究によって得られている知見をふせんに記し,ちりばめました。そして,ふせんをグループごとにまとめます。どんな順で論じれば,誰もが自分の設定した研究の目的に行きつくのかを考えます。

このような構成のしかたです。

 

まとまってきた

この方法をとることで,論理展開がだんだんとまとまってきました。

今週はエンジンがかからず,ずるずるとやってしまっています。

月曜ゼミするのに,まだ先生に中間報告?を送ってない!

今日完成させたい!

やばい!