社会人学生野良イモリのblog

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緑地系に転向?回帰?するかを考えるーポストと今後を踏まえてー

こんにちは。野良イモリです。

今回は、僕の今後と今までしていたことを織り交ぜたお話をします。

 

専門分野

 僕の専門分野は何か?と聴かれた場合、少し迷います。

 修士課程の時代は、学校ビオトープのことをしていました。植生調査もしていたので、ほぼ、生物です。「理科教育」というのとは違います。だから、僕が植物のことを聞かれた場合はある程度お答えすることができますが、物理学のことを聞かれても全くわかりません。笑 現在は、大雑把にいうと環境教育をテーマにしています。若干生物とは離れました。社会科学チックな感じです。したがって、僕は修士と博士で割と違ったことをしています。

 

環境教育ではポストがない

 現在の環境教育という専門分野で研究職を探そうなどと思っても、ないのです。ノーヒットです。笑えるレベルです。

 「環境教育」のポストの少なさは、僕の研究室探しを取り上げてもお分かりいただけます。西日本では今の大学しかなくて、テーマ的に少し離れた研究室しかありませんでした。西日本以外でテーマ的に合う研究室を探そうと思うと、関東にしかありませんでした。それほど少ないです。

 仮に少ないポストが空いたとしても、次の年にはおそらくまた募集がなくなります。それに環境教育という分野はとてもボヤッとしているので、正直にいうと誰でもできてしまう気がすると思うのです(実際には、そんなことはないが)。この分野でポストを得ることはできませんので、他の分野にしようと思うことがあります。

 

緑地系にしようかな

 思いつく分野は緑地系です。というか、もともと僕が得る見込みの学位がそもそも緑地系なので、転向するも何もないんですが(笑

 ただ、僕自身がかなり学際的な色合いを帯びた分野を選んでいるので、専門知識には劣ります。そこで、知識の補充をしなければいけません。修士課程にもう一回入ってもいいかもしれないと思うレベルです。学部の授業を受けに行く方が良いのかもしれませんが。

 それなら、今自分にとって課題となっている調査手法の少なさを補うことができ、研究分野的にもかなり関連していますし、自分にとってもメリットが大きい。

 

緑地系に転向するメリット

 環境教育のみだと、できる話が限られてきますが、緑地系を足すことによって環境という側面についての話をすることができます。環境的要素というのは人にとって無意識的な存在になるので、ここの話をすることができるというだけでも相当なアドバンテージをつけることができます。

 

学校ビオトープの反省 

 学校ビオトープというものが流行していた時期があります。

 学校ビオトープは一般的に「総合的な学習の時間」という時間が設定されたことをきっかけとして広がったと言われています。環境教育の場として想定されていたそうです。

 しかし有効に活用されているのか?といった課題も出ていました。僕が持っているデータも2010年前後のものなので、最近どうなっているかわからないものもありますが、廃れている事例があるということも報告されています。

 この事例からわかることは、形から入るだけでは難しいということです。どのように活用するかと言ったことは置き去りにされていると、使われなくなるのも無理はないです。活用されるには明確な問題意識が必要であり、それが「総合的な学習の時間が新設されたから」という一時的なものなのであれば、持続も難しいのは想像に難くありません。むしろソフト面の整備、要するに指導計画の立案などがあって、必要に迫られて作るということの方が良いような気がしています。しかし、環境教育はそこまで必要性が認識されている分野だとは思えません。

 

緑地系に行くとしても

 環境教育の絡みで緑地系の話題を取り上げようとした場合にも留意しなければならないのは、過去の学校ビオトープの反省からもわかるように、環境的側面の整備というのは必要だとしても、それは必要に迫られて準備されるものでなければ、活用されなくなって終わるということも十分に考えられます。地域の自然環境という、もっと広域的なものであれば話は別ですが、環境教育の場として捉えるのであれば、環境教育自体がメジャーではないだけに、整備されるだけされてあとは廃れるという恐れもあるのです。

 そう思うと、緑地×環境教育というのは理にはかなっていますし、割と良いアプローチだとは思います。しかし、現実がついてくるかどうか・・・ということは言えますね。この分野が、将来的に今話題のプログラミング教育や一時期、時の首相によって話題になり「栄養教諭」なるものも新設された食育といったようなインパクトを与える可能性があるかというと、それは難しい分野であるということはできます。

 そう思うと、いかに環境教育を一般的なものにするのか、と言ったソフト面に着目した議論になりますが、そう言った観点から緑地を捉えると、環境教育を促すための緑地、と言った過去の学校ビオトープの事例をめぐる反省と重なってしまう気がしました。むしろ、環境教育は公教育と言った場以外の場に存在するものなのかもしれません。

 結論。わかりません。笑